2012年01月27日

住宅 浜松 「余庵の流儀」



一、「余庵」で家を建てるということ

『家を建てることを目的としない家造り』


 大切なのは家造りという共同作業を通じて、ご家族の理解を深めて行く事です。

 そのためには家造りは、その過程も楽しいものでなくてはなりません。

 まずはぜひ、お仕着せのプラン集の中の間取り図を、安易に検討する事から始める家造りをやめてください。

 まずやらねばならないことは、ご家族の理想の暮らしを想像することです。

つづく  

Posted by aslohas at 09:08Comments(0)TrackBack(0)余庵の流儀

2012年01月26日

住宅 浜松 「余庵の流儀」

今日から新シリーズとして、アズの家造りのコンセプトブックである『余庵の流儀』をアップしていきます。



一、「余庵」で家を建てるということ

『家を建てることを目的としない家造り』


 そもそも、あなたはどうして家を建てたいのですか?

 ご結婚されたから。お子さんが学校に上がるから。ご両親と同居なさるから・・・等々。

 このように家を建てる動機は人それぞれですが、家造りの目的というのは必ず『ご家族の幸せのため』のはずなのです。

 つまり、ご家族が幸せにならないための家造りなど存在しないのです。

 逆を言えば、家を建てる事を目的にし、ご家族に無理を強いてご不幸に導く可能性があるならば、家造りなどはしない方が良いのです。

つづく  

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2012年01月25日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-6、自然素材住宅のすすめ


 『自然素材』は、繰り返し使われ、繰り返しリサイクルされたその後に、最後は土に還ります。

 少なくとも、家の解体時に廃棄物の処理で途方に暮れることはありません。

 この『最後に土に還る』ということが、めざす循環型社会のキーワードなのです。

 『最後に土に還る』もので造った家に住み、『最後に土に還る』ものを着て、『最後に土に還る』ものを食し、自らが最後に土に還る。というのが究極の循環型社会です。

 その意味で『自然素材』はまさに『循環型社会の家造り素材』と言えるのではないでしょうか。

完  

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2012年01月24日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-6、自然素材住宅のすすめ


 この章では『自然素材』の持つすぐれた点を述べてきましたが、最後に化学合成材料と決定的に違う点をもうひとつ・・・。

 現在、家屋の解体廃材は産業廃棄物として分別処理されていますが、その中にすでに引き取りを拒否されるものが出てきています。

 それは、最終的な処理方法が確立されていない合成品や、薬物処理された廃材などです。

 今後、環境に関する規制はますます厳しくなっていきます。

 当然、産業廃棄物処理においても規制は厳しくなっていき、またその処理費用も莫大なものになっていくことが予想されます。

 今、新築された家が数十年後に取り壊される時、引き取り手のない産業廃棄物はどうすればよいのでしょうか。

 その悩みを、お子さんやお孫さんに負担として残してしまってよいのでしょうか。

つづく  

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2012年01月24日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-6、自然素材住宅のすすめ


 会社で仕事を持つ奥さんに、毎週床の拭き掃除を強いるのは酷でしょうし、高齢者の方にはしごを掛けて外部の塗り替えをして頂くのは無理でしょう。

 良くも悪くも現代の社会で生活している以上、メンテナンスにかけられる負担はそれぞれに違うでしょうし、すべての方がそれを趣味として捕らえられるかどうかも異なるでしょう。

 ですから「何が何でもすべてを・・・」と考えるのではなく、「外部はメンテナンスがかからないようにしたけれど、内装は自然素材で・・・」とか、「寝室とリビングは自然素材にしたけれど、予算を考えてキッチンと洗面所は・・・」というように、フレキシブル(可変的)な考え方が大切になります。

 重要なことはやはり「自分なりの選択」をすることでしょうし、ここでもやはり『ほどほど』というパッシブな思考を持つことではないでしょうか。

つづく  

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2012年01月23日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-6、自然素材住宅のすすめ


 「家族の健康」から家造りを考えた時、その材料から化学物質は極力排除すべきです。

 特に、殺虫剤や駆除剤、薬剤など直接の毒物は、絶対に使用すべきではありません。

 しかしながら、すべての人が手間ひまかかる自然素材だけの家造りをするべきだとは、思っていません。

 なぜなら、自然素材のすぐれた点を維持するためには、それなりのメンテナンスが不可欠だからです。

 自然素材の家造りは戦前の日本家屋そのものです。

 それは生活そのものも、一部分は昔に戻さなければ成り立たないということも意味しているのです。

つづく  

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2012年01月20日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-5、住まい方と自然素材


 「自然素材」は、春夏秋冬の季節の環境変化のリズムにあわせて、湿度調整の役割を果たします。

 台所での煮炊きや、浴室の出入りによる急激な水蒸気の発生に対しては、当然、換気によって対応する必要があります。

 あくまでも自然の材料なのです。機械や魔法の杖のような、革新的な効果は期待しないで下さい。

 湿度調整においてもたいせつなのは、やはり住まい方なのです。

 ここでもたいせつなことは「過度に期待しすぎない」パッシブな思考ではないでしょうか。

つづく  

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2012年01月19日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-5、住まい方と自然素材


 では、この自然素材だけを使って家を造れば、ダニもウイルスもいない家になるかといえば、決してそうではありません。

 これらは、表面に接する空気から湿度のやりとりをするだけで、室内のすべての湿気の吸放湿をする訳ではないのです。

 当然その量は微量であり、湿度の微調整をしてくれる程度、と考えるのが妥当です。

 また、即効性を期待することも誤りです。

つづく  

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2012年01月18日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-4、住まいと湿度


 高すぎればダニやカビが繁殖するし、低すぎればウイルスが活発になる。

 湿度の調節、これを調湿といいますが、案外たいせつなものであることがお分かりいただけましたでしょうか。

 自然素材の持つ「呼吸する素材」という特徴はこの「調湿性能」があるということなのです。

 調湿は、湿気を吸ったり吐いたりすることでおこなわれるため、これを「吸放湿性」とも言っています。

つづく  

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2012年01月17日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-4、住まいと湿度


 高気密化された住まいと、換気不足の住まい方、都市の大気の乾燥化やエアコン、床暖房の普及などによって、過乾燥現象が見られるようになったのです。

 近年、インフルエンザ流行の折に、介護施設などで高齢者が集団で亡くなった事件は記憶に新しいところですが、これは極度の低湿度環境下でのウイルス感染の恐ろしさを、如実に伝えてくれました。

 空気中に飛沫したインフルエンザウイルスは、相対湿度が50%以上だと比較的早く死滅してしまうのですが、35%以下では驚くほど長く生き続けることが分かっています。

 まして抵抗力の衰えた高齢者ではたまったものではありません。

つづく  

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2012年01月16日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-4、住まいと湿度
 

 私たちの皮膚は、痛みを感じる痛点や温度を感じる温点や寒点という知覚点はありますが、大気中の乾湿を感じる知覚点はありません。

 そんなことから、人は湿気環境やその変化に比較的関心が薄いのですが、湿気はじつにさまざまな影響を生活と健康に与えます。

 過湿度状態は、アレルギーやアトピーの原因であるダニ、カビを繁殖、生育させ、私たちの健康に被害を与えます。

 これまでの日本の住まいの環境の変化は、見方によっては、次々と生じる結露被害とその対策の繰り返しであったと見ることさえできます。 

 ところが最近になって、これまでとまるで反対の極度の乾燥状態が、住まいで生じるようになりました。

つづく  

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2012年01月13日

工務店 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-3、だから自然素材


 さて、この「呼吸する素材」は、住空間にどのように影響するのでしょうか?

 一つの実験があります。

 まったく同じ大きさの箱を2つ、一方は金属で、他方は木でつくり、中の気温と湿度を同じにします。

 その後、両方の箱の気温を下げていきます。

 すると、金属に箱の湿度はどんどん上昇していくのに、木の箱の湿度は一定に保たれたままになるという実験結果があります。

 一般に気温が低下すれば湿度は上がるのですが、「木の箱ではその湿気を木が吸収していた」ということです。

 どうも「呼吸する素材」は、住空間の湿度に大きく影響するようです。

つづく  

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2012年01月12日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-3、だから自然素材


 日本の住まいは、住まい自体を開放的に造るのと同時に、これらの呼吸する素材を総合的に配することで、「呼吸する住空間」をつくりだしていたのです。

 シックハウスという問題が、住まいを密閉化して化学物質の素材を使ってきたことで発生したのとまったく対照的で、「呼吸する住空間」という考えがいかに健康的なのかが分かります。

 人間だって呼吸しなければ死んでしまうのですから、当たり前といえば当たり前の話ですよね。

つづく  

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2012年01月11日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-3、だから自然素材


 故村松貞次郎東京大学名誉教授は、「『やわらかいもの』が日本建築の素材の特徴である」と、述べられました。

 たしかに、茅、木、土、草、紙など、昔から住まいに使われてきた材料は、すべてやわらかくて軽いものばかりです。

 これらは顕微鏡で見てみると、穴だらけの素材です。

 つまり、内部に空気の層を多く含んでいるので、断熱性能があることと同時に、空気や水を吸ったり吐いたりする、いわゆる「呼吸する素材」なのです。

つづく  

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2012年01月10日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-3、だから自然素材
 

 住宅の材料として、工業生産品の対極にあるものがあります。

 それが、自然素材です。

 工業生産の新建材や合板でなくムクの木材、石油系の塗料ではなく蜜蝋ワックスや柿渋のような自然塗料、薬剤はけっして使わないという家造りです。

 自然素材による家造りというと、とても大げさに聞こえますが、何のことは無く、戦前まで日本で当たり前に行われてきた家造りなのです。

 自然素材は工場で化学物質の中から生まれた物でなく、自然にある土や植物などから作るのですから、本能的にからだに悪影響が無いということは理解できます。

 ではそれ以外には自然素材というのは、一般的にどんな特性があるのでしょうか?

つづく  

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2012年01月06日

今日から仕事始めです。

新年あけましておめでとうございます



今日から仕事始めです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。  

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2012年01月06日

今日から仕事始めです。

新年あけましておめでとうございます



今日から仕事始めです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。  

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2011年12月28日

住宅 浜松 「今日は仕事納め。」



私に人生の中で目にした災害の中で、もっとも悲惨な光景を目にした1年の仕事も、本日仕事納めです。

今から事務所の掃除をして、1年の垢を落とし新年を迎えようと思います。

思えば年初の現場の完成清掃の日に災害は訪れました。

それ以来、半年くらいでしょうか、家の新築や楽しい事など口にするのもはばかられるような変な空気の中で過ごした1年でした。

12/31から1/1に日が変わって何かが変わる訳ではありませんが、一つの区切りとして新たな気持ちで新年を迎えられれば幸せですね。

どうぞ来年こそ皆様にとりまして良い年でありますように、そしてかけがえの無いうれしい経験だけが訪れますように・・・。

2011年12月28日
㈱アズインテリアアーキテクト
代表取締役 永田康芳  

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2011年12月27日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-2、住宅との関係


 どれほど少量とはいえ、床下に使うとしても、生物を殺す能力があることは変わりません。

 住んでいる人の健康を、侵していく方向にしか作用しないことは明らかではありませんか。

 このように書いてくると、現在一般的に行われている住宅建設というものは、実に恐ろしいものだということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 実際問題として、シックハウスはこのような住宅によって、起こるべくして起きたのですから。

つづく  

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2011年12月26日

住宅 浜松 「4つの理念とその実践」



4、なぜ今、自然素材なのか?

4-2、住宅との関係


 次に塗料です。

 すでに原因物質にトルエンやキシレンが含まれていますので、石油から作られた有機化合物系の塗料は、すべて危険物質です。

 最後に薬剤、というべきか毒薬というべきものです。

 つまり、住宅建設で直接薬剤を使うということは、ほとんどが殺虫剤、殺鼠剤などの生物を殺すために使われるものだからです。

つづく  

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