住宅「アズコラム」0211-2
そろそろ心配な季節。大丈夫ですか?あなたの『結露対策』
空気中に水蒸気として存在できる水の量は、温度によって決まります。
暖かい空気はたくさんの水蒸気を持てますが、冷たい空気は持っていられる水蒸気の量が少ないのです。
大量に水蒸気を含んだ暖かい空気の温度だけが下がると、空気が冷えて持ちきれなくなった水蒸気が水滴となります。
同じ事が冬の室内で起こります。
暖房をしている室内の空気は暖かく湿っています。
外気に接する窓ガラスや北側の壁は温度が低い。暖かく湿った空気が湿度だけはそのままで温度だけが下がるから、その表面に結露が発生するのです。
つづく
「月刊アズ」2002年11月号
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