自然素材「徒然木」0504-3

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パキスタン紀行2 (ガンダーラ)

 ペシャワール博物館にはガンダーラ仏がごろごろしている。
 どれも彫が深く鼻筋が通り、ギリシア彫刻を思わせる。菩薩像は髭を生やし、どこかいかつい感じがする。

 仏舎利の塔は、まさに仏教国として認知されたようなもので、ガンダーラ仏教の象徴である。
 ありがたやと衆生はひれふした。 

 ガンダーラは一時期だけ仏教が栄えたに過ぎない。
 ギリシア、フン族と支配者が交代し、さらに十六世紀、ムガール王朝に支配が及ぶや急速にイスラム化していく。

 しかし歴史は長さではない。
 その影響力だ。ガ

 ンダーラは千年を超えて、仏教芸術をもたらした。
 シルクロードを通り中国を経て、日本へと伝わる。

つづく
「月刊アズ」2005年4月号


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