ロハスな家を建てよう【設計編】

ロハスな家を建てよう【設計編】

第一章 『ロハスな家』はのびやかな空間で建てよう!

五、誤った西洋化への反省



 核家族化が進み、人々の暮らしが経済的に豊かになり始めたこの時代に、同時に安易な西洋化も始まりました。

それは戦前という時代を全面的に否定したかった時代の表れだったのかもしれません。


 戦前のプライバシーを全面的に否定された悲しい経験を子供にさせまいと、親は子供に個室を与えカーペットを敷き、果てはエアコンを取り付けテレビまでも置き、まるで食事と風呂とトイレ以外は部屋から出るなといわんばかりの個室中心の家造りが、当たり前のようになってしまいました。


 こうして数を確保するために住宅産業界から押し付けられた、効率化と規格化の象徴である○LDK住宅という概念を、人々はいとも簡単に受け入れてしまったのです。


つづく


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