第二章 『ロハスな家』はパッシブデザインで建てよう!
四、「断熱」のジレンマ
高断熱化住宅などというといかにも先進の家のように感じてしまいますが、こうして考えてみれば何のことはない、昔のスキマ風だらけの家が持っていたジレンマを逆にしただけの家なのです。
つまり昔の「夏涼しく冬寒い家」が、「冬暖かいが夏も暑い家」になっただけの話なのです。
建物そのもので見れば、熱のジレンマが逆転しただけで質的には何の進歩もないのです。
むしろ家が腐りやすくなったり、湿気やシックハウスに悩まされるようになった点で、質的には低下したとも言えるのではないでしょうか?