第二章 『ロハスな家』はパッシブデザインで建てよう!
五、気密化と機械換気の弊害
騒音、振動・・・人間の適応能力は優れていて、微量であれば少々の毒でも気にならなくなります。
しかし、気にならないのと健康に良いか悪いかは別問題です。
換気扇の騒音や振動なども、2~3日すれば気にならなくなるでしょうが、はたしてそれが私達の精神や神経に与える影響はどのようなものでしょうか?
少なくとも何もない状態と比較した場合、より健康になって行くとは思えません。
その他・・・停電時の危険性や、電気料金の問題もあります。
さて、以上のような弊害が指摘されている機械換気と、セットでなければ住めないというのが行き過ぎた「高気密住宅」です。