ロハスな家を建てよう【設計編】

ロハスな家を建てよう【設計編】

第二章 『ロハスな家』はパッシブデザインで建てよう!

五、気密化と機械換気の弊害



「生活に必要な最小限度の自然換気量すら確保できない危険な家だから、機械による365日24時間の人工換気が必要不可欠なのだ」ということです。

法律で定められた0.5回/時間という換気量は、室内の必要換気量といわれるもので、人が暮らす室内の空気は1時間に0.5回、つまり2時間に1回は全部入れ替える必要があるよ、ということです。


先ほど登場した「C値」でいうと、C=3くらいのスキマ量で必要換気量が自然にまかなえるといわれます。

ですから在来工法とツーバイフォー工法の中間あたりでC=3になりますので、在来パネル工法の家であれば自然に必要換気量は確保できることになります。


これに対して「高気密住宅」と宣伝される家の「C値」は、0.1とか0.2というレベルですから、閉め切って生活したら本当に窒息の危険性すらあるといわざるを得ません。


国は、省エネルギーを目的として進めた高気密化が、換気性能という矛盾する機能が必要だと知ったとき、24時間エネルギーを使って機械を回させることで解決しようとしました。

気密化を進めれば進めるほど、換気の必要性が増すのとおなじように、省エネルギーを推進するために始めたものを継続するために、更なるエネルギー消費を求めるというパラドックスに陥ってしまったのです。


これが省エネルギーを「アクテイブ」に進めた帰結です。


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